SUPサーフィンをもう一度考える

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2020.01.06

お正月休みが終わり朝からスローな時間が流れていた白里ショップ裏。
波はさらにサイズダウン。

新年初サーフを楽しむOKMさん。

ライディングしているボードはNaish Mana 8`10。
僕の中では初中級者のボードとしては最高傑作ともいえるNaishのベストセラーモデル。
このボードに何人のSUPサーファーがお世話になったことか。
今ではスクールやレンタルにも使用していて抜群の安定性能、波に乗ればしっかりとしたグライド感を与えてくれるのでSUPの基礎であるパドルスキルを身につけるのはもちろんのこと、機動力を生かした波乗りができるのでこのボードがデビューした時から一貫としてこのManaをスクール上がりの生徒さんにお勧めしてきました。
今では810 & 85 がラインナップから消えてしまいましたがこのサイズのボードの人気は根強く中古で出てもすぐに売れてしまうほど。

SUPサーフィンのボードの進化もある意味で行き着くとこまで行った感があり、TED SURFでも僕を中心としコアなライダーたちは体重とイーブンのリッター数のボードでハイパフォーマンスなマニューバーを目指してきましたが今多くのライダーが望んでいるボードはある程度の浮力と安定感があり波に乗った時のパフォーマンスが高いボード。
浮力が少なくてよりショートボードに近いボードが波の中で高いパフォーマンスを発揮するのは当たり前のことですが、そんなボードは波のいい位置に絶えずいなくてはいけないしテイクオフのポジションもピンポイントになっていく。
スキルの高いライダーでしたらもちろん可能な事でもウィークエンドSUPサーファーがそれをしようと思うと本来のSUPサーフィンの醍醐味を味わえるまで物凄い時間と労力をかけてしまうかもしれない。

これからはサーフィンと同じようにスタイルや自分がどんな波にフォーカスしているのか、それを基準としたボード選びが本当に大切になってくるのではと思います。

ショップとしてもやっぱりSUPサーフィンを始めたからにはたくさん波に乗ってもらいたいし、どんどん新しい世界を開拓していってもらいたい。
今年の課題は40を超えたオヤジでも楽しめる浮力はあるけどパフォーマンス性の高いボードを開発すること….かな。


昨年の春からSUPサーフィンを始めてくれたHさま。
今では真冬でも通ってくれるフリークに。

先ほどのボード選びの話に戻ると、こんな小ぶりでクリっとした波に乗るにはバキバキのハイパフォーマンスSUPよりもスピードの出にくいファットなボードの方がポケットにいやすくこんな時はあえてそんなボードで波乗りをするのも新たな発見があったりしますよ。

 
 


冬の白里。
この海岸の名の通り白い砂浜が広く広がり美しい風景が広がります。

波ないですねーとショップに遊びにきてくれたGinozaくん。
このあとリバーマウスでつの丸さんとフォイルが何気にできたようで良かった。

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