僕の最近のお気に入りギア

Estimated read time 1 min read

2022.02.08 
今年はほぼ毎日のように海に入りつづけることができているのでそれぞれのカテゴリーの道具も乗り込めています。
自分のようにある程度色々な道具を使える立場でもやはり気にいるものとそうでないものがあり、最近はさらにその傾向がつよく気にいるギアもマニアなものが増えてきているような気がします。
どのジャンルでも自分が気にいる傾向としては
●飽きががこのないデザイン
●こだわり抜いてつくられている
●壊れにくい
●誰ももっていない

今僕が気に入って使っているそれぞれのカテゴリーのギアを紹介してみたいと思います。

ウィングではメジャーなブランド、特にウィングは近年ウィンドサーフィンやカイトサーフィンのメーカーがここぞとばかりに参入していますが僕的にはそのラインにはのらずウィング以前からマニアにフォイルを作り続けていたアームストロングがやっぱり外せないかなと。

気に入って使っているウィングは以前はOzone Waspでしたが最近ではA-Wing 4.5がお気に入りです。
ウィング自体の重量は軽くはありませんが風を入れた時にソリッドなパワー感、シバーをさせた時のコントロール性能も高く何よりも頑丈なのでどうしても波にさらされることが多い九十九里ではA-Wingのつくりの良さを知ってしまうと他のブランドで波間に入るのが心配になるくらいです。

ボードはArmstrong Foils FG50Lがお気に入りでリッター数のわりには沈んでいてもバランスがよくブローを拾ってからのブレーニングがとても早くそこからのフォイリングへの移行もスムースで僕の中ではこのサイズではダントツに調子いいボードだと思います。
代理店をやっているからとかはあまり関係なくこの50Lに関しては本当に調子がいい。

ウィングの時は100cmマスト、Fuselageは60cm、フォイルは強風の時はHA725、メインにHA925だったのですがHA195というテイルスタビが登場してからHA1125のフォイルサイズでも2速ほどギアが増えた感じでトップスピードの伸びがよくなったのでガスティ気味の時はHA1125でも楽に乗れるようになりオフショアの安定しない風も楽にフォイリングをキープできるようになりました。

プローンフォイルではドライスーツを着込んで重くなっているので最近はHA1125を使いテイルはHA195。
このコンボが絶好調でパンプでのコネクトも楽にでき、スピードがさらに速くなりました。

昨年の夏から使っているArmstrong Foils FG4`5。
ボードバランスがとてもよくテイクオフがとても楽、ノーズボリュームもあるのでうねりにのせるときにしっかりノーズを抑えることができるので楽に波にのりフォイリングできるオートマチックボード。
アームストロング流石のマニアックさでマストボックスまでフルカーボンで特注のロングボックスにしてしまい細部の細部までこだわって作っている。
僕はこのボードは強風時のウィングでも使用していて間違いのないボードだと自信をもっておすすめできます。

今年に入って入荷してきたFreedom Foil BoardのFTWモデル。
これが衝撃的な乗りあじで一度乗ってしまったらもう手放すことができないボードになりました。

ボトムはフラット、ボキシーなレイルとテイルがキックされたシンプルなデザインですがテイクオフからフォイリングまでの移行が驚くほどスムースでボード幅も少なめなのでレイルの切り返しがとても楽にできフォイルサーフィンの醍醐味であるターンがさらに楽しくなる。
僕が使用しているのは4`6ですが一回り小さい4`2でも中級レベルのフォイルサーファーなら最高のボードになるかと思います。
そしてこちらも最近のってまたまたフォイルサーフィンの楽しさの扉を開けてくれたFFB のRubix。
乗り始めたのは4`1ですがサイズから想像ができないほどテイクオフがはやく掘れた波でもいきやすく、いままで躊躇していた波でも余裕でいけるようになりました。
ボードのコンセプト的に今使用しているボードサイズよりワンサイズ小さくても全然いけてしまうのでコンパクトなボードでのフォイルサーフィンを楽に楽しむことができるボードかと思います。

波が小さい時のパンプボードしても最高でパンプ時のスピードの伸びもよく波をコネクトするのが楽に感じるボードです。
フォイルボードの進化はもう止まったかなと思いきや相当進化してきていてライダーの飽くなき欲求をさらに掻き立ててくれるそんなFFBのラインナップかと。
年間をとおしてプローンフォイルをやっている時間が長いのでどうしてもテスト用のボードが増えていくのですが今はこの3本が僕のお気に入りとなっています。

ショートボードも楽しんでいるのですがどうしても真冬の間は着込むのでテイクオフが楽にできるボードを選ぶ兆候があります。

僕のお気に入りは昨年カスタムオーダーしたSOSのクワッドフィッシュ。
サイズは5`11×20、ショーンのデザインはさすがで今ドライスーツをきこんでのサーフィンではこの浮力感が最高で冬のサーフィンが楽しくなるボードデザインとなっています。
混雑している海でのサーフィンは絶対したくないし、それだったら多少悪くても人がいないバンクで楽しみたいとなるとありきたりのボードではサンデーサーファーは対応できずらいと思うしその辺はやはりショップと相談してカスタムオーダーで自分にあったボードを作ることが上達への最短距離かと思います。
ショップでもレギュラーサーフィンを始める人も増えてきて自分でサーフボードをもってきて波乗りをしている人もいますがみなさんボードチョイスがちいさすぎるというかどんな波で楽しむか明確化されていないような気がします。
僕はサーフィンは波にのれてなんぼだと思うので、ただ浮力があわないボードでなかなか波にのれないなら一見オーバーフローテーションでも波の本数に乗れたほうが絶対楽しいのでそんなボードを選ぶ傾向があります。
国内のカスタムオーダーだったら間違い無く川南活さんのボードが乗りたい。

SUPサーフィンもショートボードと同じ考え方でいいポジションから波数をたくさん乗れた方が楽しいとSUPサーフィンの原点に戻ってきているような感じです。

ここ最近の超お気に入りはSUNOVA FLASH 8`9。

リッター数は120Lですがボードのミドルセクションからテイルにかけてレイルが薄くなっているので掘れた波でもひっかからずレイルコントロールがとても楽にできるのが魅力。
浮力もあるのでなによりも楽にボードの上に立っていられるしアウトサイドのうねりを予測して早くポジションを作ってテイクオフをするというSUPサーフィンの王道的な楽しみ方もできるし波にのったあとのパフォーマンス性能も高いので一本持つならこのボードがまちがいなくオススメの一本です。

このSUNOVAのなかでもう一つお気に入りのモデルがあり、それがこのSPEED。

アウトラインから想像ができない恐ろしいほど攻撃的な乗り味で波が掘れれば掘れるほど調子がよくなるデザイン。

SPEEDの7`3でかっとぶ君塚さん。
僕も九十九里でチューブを抜けた回数が一番多いのがこのSPEEDです。
アウトラインがテイクオフを速くさせていてテイルの絞り込みと、ロッカーが絶妙なテイルコントロールを可能にしているので速くセクションを抜ける必要がある波でもぐんぐん加速することができSUPサーフィンのあらたな楽しみ方を開拓したい人には絶対的にオススメのボード。

そしてサイズアップやちょっとチャージしたい時は。
SOSのカスタムを乗っています。

日本のコンディションにあわせたSOSカスタムのクワッドフィッシュ、7`1 x 24 1/2 @70L

絶妙なロッカー、ノーズからの絶妙なボトムシェイプでサイズ異常にうねりへのひっかかりがよくテイクオフがはやい。

ショーンの芸術的もいえるクロスのレイアウトでターンを入れたきのフレックスがすばらしく一度このターンの感覚をしってしまうと病みつきになります。


僕もSOSコレクション。
左から 
日本のコンディション用の 7`1×241/2
Gランド用に作り日本のミディアムコンディション用の 7`6×23 
マウイのアウターリーフ、サンセットの大会用にシェイプした 8`6×23 
これらのボードは多分これから先手放すことはないであろうクイバー、素晴らしい波での思い出が多すぎてこれから先もこれらのボードでいい思い出を作っていきたいそんなコレクション。

ウィングは道具の進化が凄すぎて正直アップデートしていくのが厳しいし、自分のやりたいウィングフォイルのスタイルとなるともうあまりバクバクしてもしょうがないかな….という感じ。

プローンはまだまだ楽しくなりそうだし、SUPサーフィンには関してはありきたりのボードではなくプロダクションでも自分のスタイルや乗りたい波に合わせてそれをイメージしていることがまた楽しい。

カイトサーフィンに関してはそろそろモデルチェンジということで春の北東-南風シーズンになったらまた紹介していと思います。

道具があるからそれを乗りこなしてまた新しい世界をみてみたいというモチベーションがうまれます、もう少しこんなスタイルで楽しみたい….そんな欲求が強くなった時には是非TED SURFでマニアックトークに花をさかせてみてはいかがでしょうか???

You May Also Like

More From Author