6月にマウイで行われたNaish grobal meetingでテストライドすることができたNaish Pivotのライディングインプレッション。
2015 Naish Pivot
初めてPivotを見たのは春のマウイで、そのときノーグラフィックですがNaishのバーを使ったテストチームがカナハのアウトサイドで凄い動きのするカイトをテストしてたのが後のPivotでした。
Naishミーティングでもロビーさん、そして開発チームがもっとも気合いの入れていたのがこのPivotです。
カイトのターン性能、 バーを引き込んだときのパワー伝達をメインに開発されていてテスト中某有名ブランドCのテストライダーが使ってみたらあまりの調子よさに使い続けていたというくらいなのでNaishの開発チームも自身をもって発表していました。
風はマックス10m以上吹いているのでカイトサイズ7でライディング、先日はガスティでアップダウンのあるなかで9を使いましたがこのときもまるで風のアップダウンを感じる事なく普通にライディングするときはカイトがフラフラすることなくしっかりと風を切っていく感じで波の中を想定したカイト操作をしてみると先にカイトをターンさせていくとそのあとパワーが凶暴な感じではなくスムースにボードにパワーを伝達して行ってくれる感覚でした。
コンディションが安定したとき7を使った時感じた事は風域が異常に広い事をただただ感じました、体重77kgの僕が7、でもその横では同じサイズで女性が普通にライディングしている。僕は別にオーバーでなくアンダーでなく、そのあとその女性に聞いても風は入っていたけどまだまだいけたと言っていました。
Parkでも感じた事なのですがオーバーはオーバーなのですが風の抵抗がよりスムースになったので無駄なパワーが入りづらくなりブローが入ったときはシートオフすればボードスピードが落ちる事なくライディングできるよりコントロールがオートマッチ化したような気がします。
気になるカイトのターン性能はというと、正直思ったほどのスピードはないのですがその分カイトがまさしくピボット的に動かす事ができなおかつそのようにカイトが動いてもけっして爆発的なパワーが入らずマニューバーを安心して描くことができるように感じました。
Parkでカイトをぶりぶり振り回していような時感じた不安定なカイトの動きではなくすべて自分がコントロールしているように操作をできるのでその差はきっとウェイブライディングしたときしっかりと表れると思います。
あとはウェイブライディングをしたときと同じようにターンをしたとき風下に思いっきりカイトを風下に流してみてもラインのたるみもすくなくサイドショアなどのときカイトにスピードさえつけてしまえばボードコントロールだけに専念できるようになっているのが魅力ですね。
Pivotは位置づけ的にはウェイブということですがフリーライド性能も高く、今年のNaishの中ではRIDEに続き2番目にエントリーレベルのカイトサーファーにも優しく設計されているのでこれからカイトをはじめる方でも十分オススメできるユーザーフレンドリーなカイトに出来上がっています。
価格等分かりましたらまた発表させていただきます。