2013.12.21
先日房総半島の南側を抜けた低気圧が急激に発達し九十九里はオールクローズアウト、こんな時でも粘りそうなNKZや1Mもダメ。もちろん白里ははるかアウトサイドからブレイクしていてこれではアウトサイドに出るのもまず不可能。
こんな時は…とショップに集まっていたメンバーさんと南下。
先日OKM先生が素晴らしいライディングを見せていたポイントですが、この日はさらにサイズアップしていてなおかつちょっとワイド気味…それでも他のポイントは混雑しているしここはゲットさえできればアウトサイドは楽しめそうなので自分のスキルに自身を持てて、なおかつ何か起きても自分でなんとかできると思ったメンバーさんがエントリーを開始。
まずは僕とフィリオさんが…
比較的アウトには出やすいのですがたまにくるセットは正面でこんな感じなのでいかにハードにくらわないで出るスキルが必要でした。
波はサイズもそこそこあり、面も奇麗なのですがブレイクが変則的でかなりトリッキーな感じ。乗ってしまえばOK。
JUN↓
僕はこの次に乗った波でワイプアウトしてリーシュが切れてスイム….
無事に戻ってきました。
昨年まではこのサイズになると僕だけになることもありましたがこの日はみんなそれぞれのレベルでチャージしていて凄かった。
フィリオウチヤマ
Jun
Banchan
この日女性で一人チャージしていたMakiちゃん、すごすぎ。
Banchan
OKM…
久しぶりにセッション参加のMaruちゃん、このポイントは僕たちがSUPを始めて数年で入り始めた思い出深い場所。 ここでまたこうしてMaruちゃんとセッションできたのは嬉しかった。
久しぶりとはいえこうしてライディングできるのは日頃から海に入っているからなんだろうな、全然腕がさびていなかった。
先日のスーパセッションから脅威のバックサイドドロップを今回も見せていたOKM先生….すごすぎ。
Maruちゃん
そしてこの日一番ヤバかったのは…このBanchanのドロップ。
このサイズになるといくら最近のSUPボードが小さくなったとはいえかなりの勢いで引っ張られ、リーシュなんていとも簡単にぶち切れます。
そこで泳力があれば戻って来れますが、肩やその他の箇所を負傷していればそれが致命傷になり陸にもどってこれなくなる恐れがあります。
この日もインパクトベストを着てライディングしているメンバーの方もいてこれはとても大切なことだと思います。
Shiikiさんいつもフォトシュートありがとうございます。
メジャーなサーフポイントですがこうして週末SUPでライディングできるのは本当に奇跡的なことだと思います、クローズアウト気味のコンディションでアウトサイドにも限られたサーファーがしかおらずSUPともバッティングせずみんなそれぞれの波を楽しんでいた素晴らしい時間が流れていました。
それでもこんなコンディションでライディングするのは本当にリスクがある事、技量がないのに興味本位で入ろうとする人もこれから増えてくると思いますが自己完結できなければ一人で入るのは控えたほうがいいかもしれませんね。
あと、カイトサーフィンをやっていてそのままSUPをやるとウェットスーツの上からトランクスをはいてやっている人もいますがそれも絶対NGデス。 サイズがあるとき波のなかで足の動きが束縛されて泳ぎたくても泳げない…なんてことになる確率が高いのと純粋にサーフポイントでこのスタイルはかなりイケてません…..。
こんなコンディションをいつものメンバーとシェアできた事が最高でした。
今年一番のセッションを素晴らしいカタチで記録してくれたShiikiさん、そしてOKMさん本当にありがとうございました。