2018.12.12
水曜日。
先日からサイズアップを期待していたので早めにショップに行くと裏はクローズアウト気味、出ようと思えば出れるコンディションでしたがアウトサイドで待っていてもメイクできる波が少ないので少し時間をおいて南下。
部原に到着するとすでにメインのピークには数え切れないくらいのサーファー….いつも混雑している海を見ると思うのが果たしてこの中の何人がいい波に乗れるのか???
ピークからライディングをしている人を見ていても正面突破でゲッティングアウトする人を避けないといけなく、ライディングする先にはドロップインするサーファー….綺麗なブレイクでしたがいい波をいい波に見れないそんな状況。
昔、部原と言えばやはりそこには立ち入ることができないローカリズムがあってどんな状況でも緊張感を持ちながら入っていたような気がします….今ではもうそんな考えすら古いのかもしれませんね。
私もハワイに住んでいた時の6年間はウィンド&サーフィン三昧でウィンドサーフィンの次にショートボードという感じでほぼ毎日サーフィンをしていたような感じでしたが日本に帰ってきたら海の空気が肌に合わず混雑無縁なウィンドやカイト、そして人知れずブレイクしている波で波乗りできるSUPサーフィンの方が魅力に感じ今に至ります、その判断が良かったのかそうでなかったは人それぞれですが波にのる手段の道具のバリエーションをいくつも持つことでこの外房エリアで人知れずブレイクするいい波をスコアし続けることができていたような気がします。
この日の水曜日はSUPサーフィンををしていて良かったな…と思わせてくれたそんな1日でした。
混雑した海を後にして九十九里へ。
メンバーのマルコムがどこもボヨボヨですが一松だけはまともかもしれませんねと朝一チェックした時の感が的中した感じ。
午後2時になっていたということもあり他のポイントをチェックする時間もないのでここでエントリー。
時折サイズのあるセットも入りゲッティグアウトはハマるとなかなかハードな感じそうでしたがアウトサイドはSUPサーフィンのためにあるようなコンディション。
Naishのリミテッドモデルが故障していて乗るボードがないのでInfinityのB-Line7`4のデモボードでアウトサイドへ。
リッター数も70Lと修行サイズでしたがパプアでもこのボードを持って行っていてトランクス一枚でバランスをとる練習ができていたのが大きく体重74kg +3kg(セミドライ)でもなんとか立ち続けることができるように….何事も日々鍛錬、やり続ければできないことは無い…ハードですが乗れた時の喜びは最高です。
前半は曇り空、低い気温、冬全快でしたが夕方には夕日もさし最高のコンディションに様変わり。
素晴らしいセッションの様子をいつも写真を撮ってくれるIkekochan、本当にありがとうございます。
Infinity B-Line 7`7を使うジェイソン&マルコムのB-Lineブラザーズ。
一度アウトサイドに来たもののリーシュが切れてまたインサイドに、それでもこの表情になるくらいアウトサイドから見る波は最高でした。
一人プローンフォイルだった漢….YSDさん。
リスペクトです。
Jason / Infinity B-line7`7
Jun / Infinity B-Line7`4
Jun / Infinity B-Line7`4
Jun / Infinity B-Line7`4
Jason / Infinity B-Line7`7
Jason / Infinity B-Line7`7
上手く乗りつぎインサイドのセクションへ。
Jason / Infinity B-Line7`7
Jason / Infinity B-Line7`7
Jason / Infinity B-Line7`7
Jason / Infinity B-Line7`7
Jason / Infinity B-Line7`7
Jason / Infinity B-Line7`7
Jason / Infinity B-Line7`7
Jason / Infinity B-Line7`7
今までいろいろなボードを乗ってきたジェイソンさんにとってこのInfinityのB-Lineは痒いところに手が届くそんなボードでサイズは7`7ですがレイルも薄くほれた波でも対応できまた十分な浮力があるので機動力も損なわずいいブレイクにピンポイントでポジションをキープできるといいところづくしのボードのようです。
もっとソリッドなコンディションになったらSOSカスタム7`4もあるのですがこうしてアウトサイドでブレイクするコンディションではこのB-Lineが最高のチョイスになるのは間違いないですね。
長めのLaird SUP Surfer9ftでこれぞSUPサーフィンというスタイルで波乗りを楽しんでいたDaveさん、さすがのラインどり。
Jun / Infinity B-Line7`4
Jun / Infinity B-Line7`4
Jun / Infinity B-Line7`4
面も綺麗で乗りやすくファンウェイブ、この波を貸切で楽しめるのがやはり冬のSUPサーフィンの醍醐味。
Davesan / Laird SUP Surfer9ft
Davesan / Laird SUP Surfer9ft
Davesan / Laird SUP Surfer9ft
Malcom / Infinty B-Line7`7
いち早くこのポイントにきて情報をくれていたマルコム、なかなかいい波に乗れなかったと言いながらもインサイドよりのポジションでいい波に乗れていました。
Malcom / Infinty B-Line7`7
マルコムもInfintyフリークになってしまった一人でこのボードに変えたとこでまたSUPサーフィンが楽しくなってきたようです。
楽しめるかどうか、道具のチョイスは本当に重要ですね。
Jason / Infinity B-Line7`7
SUPサーフで様々なコンディション、いろいろなメーカーのボードを乗り込んできたジェイソンさんが気に入って乗っているこのInfinity、ライディングもより安定したものになりラインどりも今までと違ってきたように思えます。
トータル的に見てもInfinityは2019年注目のブランドになり、TED SURFの中でもより幅広い選択でボードを提供できるようになりそうです。
Jun / Infinity B-Line7`4
Jun / Infinity B-Line7`4
ショップオーナーとしてこれからも様々なボードに乗りこうしてボードへのインプレッションを綴っていくので見ていただいた皆様の参考になれば幸いです。
夕方なんとレッドブルのイベントで日本に来ていたロビーさんが成田へ向かう途中にショップによってくれました。
海あがりのまさかのサプライズ….いやーびっくりしました。
ロビーさん自身も今フォイルにハマりまくっていて来年は日本でフォイルのイベントをやりたいと言っていてSUPフォイルでなくプローンフォイルでもっとフォイルサーフィンを広めたいと。
自分に何ができるかわかりませんがフォイルサーフィンを広めるために何か協力できたら嬉しいです。
ナッシュジャパンの麿さんいつもお気遣いありがとうございます。
いい波、キングとの再会、素晴らしい1日でした。
[rl_gallery id=”57452″]