スモールステップ

Estimated read time 1 min read

2014.04.03

先日EIGくんとIkekoちゃんがミニイスミでSUPをしている光景を見たら今のほとんどのTED`SのハードコアSUPメンバーは最初はひたすら自分の教えどおり?ただただフラットな夷隅川を行ったり来たりパドルを続けていました。

今でも海で波に乗れないんです….というショップに始めてお越しいただいた方もいたりしますがそんな時は大抵の僕のアドバイスは”パドル練習がたらないんじゃないですか??”と指摘します。

SUPはStand Up Paddle surfingの略、その名のとおり立って漕ぎ続けることに意味があるスポーツです。
ボードもでかいし最初はみなさんすぐに立てて簡単でしょ〜という感じで来ますが川でのレッスンを受けてもらうとほとんどの生徒さんが”川での練習でよかったです”と口を揃えておっしゃります。

何を言いたいか??

先月発売されていたBLADEという雑誌のなかでもGerryさんが言っているように何事もすぐには上達しないししかるべきステップを踏んでいかないとそこで上達がストップするばかりか怪我などをしてしまうと書かかれていましたね。面白いことにあのワールドチャンピオンのKaiも同じことを言っていてマスタークラスの人間になるとその辺は恐ろしく謙虚なんです。

週末レベルで楽しんでいるSUPサーファーが突然上手くなるわけでもなく上手くなるには小さいステップを毎週毎週踏んでいくしかないんですよね。

TED`Sのメンバーさんで上手くなっていった人たちはみんな別に特別にいい波で練習を続けてわけでもなく(僕がメジャーなサーフポイントでのSUPを許可しなかった)、でも確実に上手くなっていったのはそのときその時のコンディションでできることを確実にやっていたからじゃないかな?と思います。

時には一日ゲッティングアウトにトライして出れなかったという時も….でも普通にサーフィンを始めればそんなことは日常茶飯事です。
でもそんな課程を踏むことで自分に足らないところが分かってくるんですよね。

そんなわけで今では全日本でもベスト16まで入れるようになったTAOちゃんも昔はこんなだったんです。
IMG_0023.JPG
ボードは14ft!! 最初に乗った波がミニイスミのくるぶし、でもこの時はこれが最高に楽しいですよね。

そして五年後には…
ES6Q4408

ES6Q3411
TAOちゃんの凄いところは100%サンデーサーファーということ、風が吹けばカイトサーフィンもするので多少の荒れたコンディションでも白里で練習しています。
何もできない…という日でも海に入るというスタイルを続け今ではこのレベルまでSUPで波乗りできるようになりました。

僕が言いたいのは3年でも5年でも夢中に続けることができる魅力がこのSUPにあるということ。
なかなか上達できないという人はもう一度自分の海に入っている姿勢などを考えたりするとのびやんでいる原因が分かったりするかもしれません。

そんな方達のヘルプ、これからもしっかりやっていけたらいいなと思います。
嵐の白里でこんなことを考えていたJunでした。

 

 

You May Also Like

More From Author