2016.06.27
朝の白里ビーチ。
潮が上げすぎている時間帯は波が割れづらいコンディション。
でも風が弱いのでアウトサイドをクルーズしたりするには最高でしたね。
たまに来るセットで腰サイズ。
ビジターさんが楽しそうにライディングしていました。
午前中はカイトサーフィンスクール。
予報では朝のうちだけ北東が吹きそうでしたが大きく外れて微風。
風速2m、マックス3mくらいの風でしたがNaish Ride9をセッティングしてライトウィンドでのカイト操作練習。
風が強いとできないこの練習、これを経験するかしないかでこれから先だいぶ違ってきます。
スクール生のMさん、みっちり陸での操作練習。
本人はまだまだですねと言いながらも風の弱い難しいコンディションの中ほとんど落とさずレッスン終了。
夏の日差しの中でのレッスン、体力の消耗も激しかったと思いますがいい練習ができましたね。
明日コンディションが良さそうならばまたレッスンなのでいい風吹くといいですね。
午後からSUPステップアップレッスンでした。
スクール生のMさんはTED CUPなどにも出てくれているベテラン、ただほとんど人に教えてもらったことがなく今まで来てしまったということで今回はボードの上でのスタンス、パドル、そして波へのアプローチの仕方など細かくレッスンさせていただきました。
最初はテイクオフ時にスタンスが広すぎてしまい前足の加重がどうしても弱くなりテイクオフが遅れがちになってしまい、ボトムに一気に落ちてしまいそこから横に滑ろうとするともう前が崩れてしまい…というライディング。
波が良かったりすればそれでも大丈夫なのですが今日のコンディションのように波の小さいコンディションだと波を乗り継げなくなってしまいます。
なのでこの日は前足への加重をしっかりとうねりに引っ掛けたらすぐにレイル加重を与えて波のハイラインを走るということに意識をしてもいました。
陸、そして海の上でアドバイスを伝え続けていると…..
レッスン前はボトムに降り切ってからのライディングでしたが修正後はこのシークエンスのようにテイクオフしてすぐにいいラインで走ることができるようになっていました。
波のいいところを走れるようになったのでボードスピードが今まで以上に出るようになり、今まで止まっていた波の深いポジションでも止まらなくなりました。
トップターンでの体の返しに注意していけばさらにライディングにメリハリがついてきますね。
このトップターンからのリエントリーは見事でした。
僕がいろいろな人のライディングを見て感じることはみんな上手い人のライディングイメージがが先行して深いターンをしようとしすぎてしまっているということ。
もちろん、僕自身も深く深くを意識していますが深くいくにはそれまでのプロセスがとても大切なんですよね。
深いボトムターンは憧れですが深く入るにはどれだけそれまでにスピードがついているか、そのスピードをつけるためにもより波のいいラインを走ることに意識付けしていくことが大切なことだと思います。
この動画でも最終的には深いボトムターンをしていますがその前に一度高いポジションをキープしてからターンに入っているのがわかりますよね。
この日のスクール生のMさんには他にもいろいろアドバイスさせていただきました。
内容はここではお伝えすることはできませんが….笑
OKM先生は今日もお気に入りのLairdで楽しそうにグライドしていました。
本来SUPってこうしてゆっくりグライドを楽しむスタイルだったんですよね、僕自身短いボードに乗りすぎているとこんな楽しさを忘れてしまいがちになりますがこうした長いボードに乗ることでレイルワーク、テイルコントロールなどサーフィンの基礎をまた一度思い返すことができます。
波が小さくなるこれからの季節、自分のライディングを見つめ直すつもりで長いボードで基本からやり直すもいいですよ。
お昼から夕方までみっちりレッスン、Mさま受講していただきありがとうございました。
夕方ショップで写真の整理をしているとSUPをやりたいというお客様がご来店。
明日急遽SUPレッスンになりました。
今年は結構このパターンが多く、こうして自分のスキルや経験を必要としている方が訪れてくれることを嬉しく思います。
Gさま明日夕方のSUPスクールお楽しみに〜〜。