台風の残り波でのSUP&FOILファンセッション

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2018.06.13
まだ台風の影響で波にサイズがあった朝の九十九里。
風が微妙に入るコンディションでしたがMasumotoさん、Jasonさんサイズある波でのセッション楽しんでいました。

Naish Hokua7`8、Japan modelでライディングするMasumotoさん。
このまま出口のない波になるのかと思ったらトップは割れてもまだフェイスがあるいい波でこのまま乗り継いでインサイドまで。
夕方僕もこの場所で波乗りしたのですがブレイクの感じがマウイのカナハにとても似ていて、もうダメかなと思いきやもっといけてしまう。
こんな波が目と鼻の先で割れていてしかも無人くん、波情報に連れられてみなさん南下してくれてこんな時は感謝感謝です。
乗りやすい波といってもここまでサイズがあるとパッときて乗れるものではなく今までどんな波でやってきたかがとても重要になってきます、Masumotoさん、TED SURFに通い始めてもう少しで2年になりますが地道に波に乗りつづけてきた成果が出てきましたね。
この後潮がぐんぐん引いきて潮目がザワザワ、チョッピーなコンディションになってしまったので白里へ。
まだまだアウトは深い感じですがようやく地形が少しずつ戻ってきてくれた感じで試しでJasonさんとフォイルでゲッティングアウト、スロープの長いフォイルには最高の波に数本のれて”やっぱり白里”はいいなーと再確認。
一日も早く地形が戻ってアウトサイドでのSUP、そしてフォイルみんなで楽しみたいです。
FOILサーフィンの場合、上手くなるといいフェイスを走れたとかいいカービングを決めれたとかそれだけでもストークできますが距離を乗れるのも魅力なのでその日のライディングなどGPSで記録していくのも楽しみになると思います。
僕が使うのはTrace社のGPS、腕時計のものなどありますがこれは純粋にサーフィンやアクション系のスポーツに開発されているものなのでターンの角度なんかも出るので面白いですよ。

そんなに距離は出てないかなーと思っていたけど138m、スピードも32km、こんな波でここまで乗れればという感じ。 ターンはしているけど計測されていないのはフォイルのターンがまたちょっと波乗りのそれとは違うからかもしれませんね。

Trace / 33,480円

ショップに戻るとManumのソフトボードをオーダーしくださったKimizukaさんがピックアップにきてくれたり、天気もよくなり入り替りでメンバーさんがご来店しくれていました。
ありがとうございます。

夕方になり風も弱くなってきたのでポイントをチェック。

朝よりも潮がのっていていい波に。
まだ潮が多いのでまずはフォイルでウオームアップ?

今日のOKM先生、完全に覚醒というかちょっと違う次元にいってしまっている感じ。
going off…..

Gofoil / IWA

白里では不発な感じだったJasonさん、リベンジな感じでアウトサイドへ。

久しぶりに登場のRocketさん、いいい波貸切でストークしていました。

Jasonさん、アウトサイドの割れるか割れないかの波にテイクオフしあとはうねりでライディング、フォイルサーフィンの王道的なライディングをこの短期間でできる容易なっているのは流石です。
しかもボードの長さ4`8だし….笑


以前アドバイスで乗れるようになったらボードの上で少し力を抜くように、ロングボードでクルージングしている感じでライディングするともっとフォイルに乗っている感じがわかりますよと伝えたことを思い出したのでやってみましたとJasonさん、普段だったら止まるところをこの脱力ライディングでうねり乗り継げるようになってきました。

安定飛行のCloud IX foil….人気がありすぎて本国でも入荷が未定のようです。


このうねりでこのターン、最高ですね。
普通の波でこれくらいバンクを感じようとすると…..

これくらいのサイズの波が必要になるわけで、どれだけFOILサーフィンが日常で非日常を味わえるツールなのかわかりますよね。
FOILサーフィンのあとシメでSUPサーフを楽しむJasonさん、この日通算4R…..お疲れ様でした。

沖出しのカレントと入ってくるうねりで見た目以上に走らせてくれるレフト、流石のウェイブチョイスのRocketさん。


OKM先生のSUPフォイル….ボードだってもう10年くらい前のボードだし、かろうじてフォイルは最新ですが普通にSUPボードにボックスを入れてここまでのライディングができるのはある意味みんなに勇気を与えてくれると思います。
先月末までマウイにいましたが正直ボードの進化の速度がすごく、マウイの人達の中でもKalamaボード一色でした。
でもこの勢いを見ているとこれでしか楽しめないという空気が漂ってしまうとまだまだ産声をあげたばかりの日本のSUPフォイルシーン、正直誰もついて行けなくなルような気がします。
国内でも最新のフォイルボードが欲しい人は直接ファクトリーなどでオーダーしている人もいたりするようですが結局3ヶ月待ちだったら4ヶ月待ちだったり、そして3ヶ月経ったらその時は出来上がったボードデザインはもう古いみたいな…。
プローンボード(ショート)に関しては進化していますがそこまでの劇的な進化はなく、進化はしていますが楽しんでいる人たちを取り残していくようなものではないので僕的に健全な形のように思えます。

これからまたくるであろうとFOILフィーバーの中でこのOKM先生のライディングを見ているとこれもまたFOILの楽しさ、1年半前僕たちが始めた原点のスタイルで楽しんでいる姿を見てしかもハードチャージしてる姿を見れて最高に嬉しかった。

ハードチャージといえば….
インサイドのオーバーヘッドのショアブレイクをスルーしてアウトサイドをメイク、サイズある波にテイクオフしてロングライドしていてIkekoちゃん。

コツコツの積み重ね、上達するのにすぐに結果を求めてしまう人もいますがIkekochanの今までの海への向きあってきた姿勢などを見続けていた僕たちにとってはこんな波に乗れてしまえるようになったことが本当に嬉しいです。

誰もすぐには上手くならないし、すぐにでかい波に乗れるようにはならない、小さなステップを繰り返していくことが一番の近道。

と5月末にカイがインタビューでくれた言葉。

本当にそう思います。


こんな自分もFOILで海に入るたびに”やばい….”と思いながらもすモースステップを積み重ねプローンでなんとかいい位置でテイクオフしてライディングできるようになってきました。
まだまだ走る位置など課題は多いですがこの日の夕方のセッションはステップアップになる小さいけど飛躍できそうな気付きを与えてくれルものでした。


Rocketさん

Jun / Naish Thrust L  & SOS custom 4`10 full carbon.

FOILを終えたあと最後にSUPサーフでエントリーするOKM先生。

昨年オーダーしてくれたSOS カスタム LONG SUP、かなりハードに使っているのにノーダメージ。
普通のボードだったらありえないことだけどさすが Made in Mauiクオリティ。



あまりリフトさせていないけど最高のターンの感覚を味わえてこの日の僕のフォイルセッションは終了….このあと波待ちしていたときに見たパーフェクトなレフトブレイクが忘れられないのでSUPでエントリー。




左奥にはショートボーダーが数人いましたが自分のいたピークはロングでも抜けられるかという波、SUPなら然るべきポジションから然るべきスピードを出せればビハインドピークからもいけてしまう。
改めてSUPサーフ楽しいですね。

FOILサーフ、SUPサーフと最高のセッションを楽しめた台風後の九十九里でした。

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