2017.01.19
patagonia、FCDサーフボードに引き続き今年のプロジェクトとして早速スタートさせたのがTED Kitesurf board プロジェクト。
昨年fire wireのvadorをテストしてみてこのタイプのボードが機能することがわかりまた海外のライダー達もこぞって使うようになり多くのプロダクションメーカーも製造をスタートしているのをみてどうせだったらTED SURFとしてもカスタムでどうにかしたいという思いがありました。
そこで同じ岬町在住、カリフォルニア出身のBen Weiにデザインとボードシェイプしてもらいました。
彼はサーフィンだけでなくスケートボードのカルチャーにも影響されサーフスケートのスタイルを確立した立役者として業界で注目のボードビルダーで多くのプロサーファーからも支持を得ている。
既存の感覚にとらわれないボードデザインをSNSなどで絶えず見ていた僕はいつか面白いカイトサーフボードを彼ならデザインできるのでは…と思っていました。
そしてコンタクトを取り続けてシェイプをスタートしてもらい出来上がったのが。
TKS_o1
Deck /nose
Deck / tail
Bottom / tail
Bottom / nose
サイズは5`4
ベースはfirewireのTOMO、そしてIan Alldredgeが使用するTDZからインスパイアされているものですがロッカーラインやアウトラインをBenが波の中でのボードをイメージしてシェイプしています。
グラブレイルをつけることによってエアリアル時のコントロールとボードの剛性を強めています。
ボトムのコンケーブとチャンネルが早くドライブの効いたターン、そしてボードコントロールをイージーにしてくれると思います。
このボードはまだテストの段階ですが出来上がり僕がR&DをしてOKだったらオーダーを受け付ける予定です。
これから間違いなくサーフカイトもカスタムの時代になると僕は信じています、ツィンチップはカスタムはできないけどサーフカイトだけが唯一カイトサーフの中でもカスタムボードに乗ることができるのでそこでまたこだわりなどを通して海へのモチベーションが上がればそれほど楽しいものはないですよね。
このボードでリッピングするのが楽しみで仕方ありません。