SUPサーフのテイクオフ講座&バックサイド / FOILレッスン

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2019.07.20 
朝の白里。

潮が上げている時間帯はインサイドの浅いサンドバーがいいバンクを作っていて一見早いブレイクですがSUPサーフィンの早いテイクオフからのライディングなら十分遊べるファンブレイクでした。
僕がビーチチェックしに行った時は朝6時というのにすでにたくさんのメンバーさんがSUPサーフを楽しんでいました。

Malcom 

Noharasan

ラインの途切れないライディングを見せるNoharasan、独創的なライディングで一人目立っていました。
 

仕事前にとフォイルではなくSUPロングボードでライディングを楽しむOKM先生。
よくSUPフォイルをやりすぎるとSUPができなくなると言いますがライディングを見るとフォイルとSUPがそれぞれの相乗効果となっているような気がします。
SUPフォイルをやるとボードの芯を意識するのでSUPサーフィンをした時のテイクオフ時に中心からブレなくなるというメリットがあります。

写真を見るとよくわかるのですが….
下の三人のライディング、を見ると自ずとSUPフォイルをやるとどのようにSUPサーフィンに効果が現れるかがわかります。

OKM先生  /前足がボードの中心

まっちゃん / 前足がボードの中心


サムライヒラノ / 前足がボードの中心

全ての条件で前足がボードの中心にいることが素晴らしいことではありませんが、テイクオフ時に前足がボードの中心にあるかどうかはテイクオフしてから波のバンクを滑る上でとても重要で、スピードが出てからポジションを変えるというのは達人クラスにならないと難しいこと。
僕もSUPサーフレッスンの時にいつも重点的に教えることは的確な前足の位置、的確なパドル、そして的確な荷重。
今までしっかりとうねりに乗せるために荷重をかけていたのにテイクオフの時ジャンプしながらスタンスを変えて一気に荷重が抜けてしまい波に取り残されてしまう人も多く見受けます。
話が脱線しましたが、SUPフォイルとSUPサーフ、乗る波の性質も違うけどどちらも同じ波に乗るという行為は変わらないわけでこの三人のように波がマッシーな時はフォイルSUPをやることでいい波でライディングしている時と同じような感覚を研ぎ澄ませていることができるのを見るとコンディションに合わせて波に乗るというスタンスはとても必要なことなんだなと思いました。 
Kimizukasan

BIG平野改めNZC平野(Nose Crasher)笑
インサイドは気をつけましょう….

潮が引いてくると時折アウトサイドでブレイク、でもセット間隔が長くフォイルをやるにはきびしい。

このバックサイド一本に波乗りの進化を感じたManpukuさんのバックハンド。
この時点で少しでも腰を進行方向側に腰を開こうと意識をしているのでこれだけレイルが入ってもレイルが食われることなくそのまま走り続けることができています。

理想を言えばテイクオフと同時にこの姿勢に持っていけばもっと早くにレイルが入り、ボードの位置がこの波でいうともっとリップに近い位置になるので波の出口へもっと早く抜けれることができるようになります。

バックサイドみなさん今課題にしている人も多いのですが、みんなに多い共通点が波に乗ってからバックサイドに行くかフロントサイドに行こうか、先が崩れたからバックサイドみたいな。
ただでさえ不慣れなバックサイドなのでいきなり何の覚悟も決めないでテイクオフすればあたふたしてボトムまで降りてスピードが落ちて終了….みたいな感じになります。

photo by Kurebayashi
参考になるかはわかりませんがバックサイド、この写真はテイクオフしてすぐの写真となりますがこの姿勢になるのはテイクオフする前から姿勢を低く保ち、肩越しに自分がトレースすべき波の上のラインを見ながらテイクオフというプロセスで乗っています。 完全にレイルに荷重が乗ってサーフィンをしてしまえばパドルを持ち変えたとしてもボディバランスが崩れることがなく自分の場合はパドルを持ち替えながら波に弾かれないように腰を波のフェイスへと張り付かせるようなイメージでライディングしいます。
ただバックハンドでパドルを持ち替えなくてもその後のリップのアクションはいくらでもできるのでパドルを持ち替えることでボードスピードが落ちてしまったり考えることが多くなるのだったらもちかえないでそのままライディングをした方がスマートに見えると思いますよ。
バックサイドはレイル側の荷重が命になるので(特にほれた波は)この写真のようにレイル側に置いた方が意識以上にレイルを踏めるようなります。

アウトサイドでのうねりからInfinity  New Deal 9ftでテイクオフ、インサイドまで乗り継いできたまっちゃん。
  
ロングボードスタイルのSUPボードの王道的なライディング。
さすがですね。

午後からは海の大先輩、国内通商 CEO、ワールドサーフリーグジャパン、近江さんのフォイルサーフレッスン。
最初は川だけのレッスンと思いましたが、実はあのレイアードさんが行っていたバインディング時代のフォイルを過去にやっていたこともありだったら海でやってあわよくばそのままトウインをしてしまおう…と思っていましたが思った以上に面が荒れてしまい流石の近江さんでもテイクオフしてからのライディングが厳しくトライアンドエラーで後半フォイリングできるようになっていたのはさすがでした。

湘南でもできる環境はいくらでもあるのにはるばる千葉まで来てくれ、どうせやるなら本物のところで嬉しいお言葉を頂いた事は本当に光栄でした。
流石に久しぶりのフォイルなので足腰の疲労が出てしまい怪我をする前に終了。
ちょうど違うポイントでフォイルサーフしていたMori-Cに模範ライディングを見せてもらいました。
 
近江さんもあのうねりであんなことできちゃうんだ….これできたら楽しいだろうなーと次へのビジョンを膨らせてくれていました。

最後にマリーナに戻る途中にフラットな海面でフォイル練習すると一発でロングライドできてしまいました。
フォイリングのスキルは十分なのであとは場数を踏んでいけばという感じですね。

夜は久しぶりに男メンバー4人で東浪見のカーニャさんへ。
美味しい食事とお酒、海話で盛り上がり1日の1日の締めくくりとしては最高の時間を過ごすことができました。

土曜日のTED SURFご利用いただきありがとうございました。

 

 

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