検証 WING FOIL / はたして風もフォイルもできない人が上達できるのか???

Estimated read time 1 min read

2020.07.28 

南風の吹いていた東京湾にウィングを始めてまだ1ヶ月ちょっとのSudoさんとマルコム君と遠征。 Sudoさんはマスター級のウィンドサーファーで風の入りやすいポイントを熟知していてこの日もコーディネートしてくれました。
 
東京湾で風系で海に入るのはかなり久しぶり。
フォイルの登場によりどんな波でも楽しめるようになり、ウィングの登場でさらにコンディションを選ばなくなり少しの風波があればそれが最高のコンディションに見えてしまう。
すごい時代になりました笑
この日は届いたばかりのArmstrong Foils HS1850をテストライドしたいのもありこんなにワクワクして風を気にしたのはどれくらいぶり??という感じでした。

マルコム君のフォイルボード。
2年前のSOSカスタムSUPボードにストラップのインサートを入れてウィング使用に。
リッター数も110Lありこれを中古で販売してくれたMiyazakiさんに感謝ですね。
ただマルコム君がこのボードで乗れるようになるまでは心配で心配で….。
  
購入したF.one Swing6では少しオーバーぽいけど….

マルコムがウィング練習スタートしたのはもう1ヶ月のこと。

強い北東の風が吹くリバーマウスから彼のウィング修行が始まりました。


マルコムがウィングを始めた初日の動画。

それから風が吹けば九十九里でダウンウィンドという名の漂流を繰り返し、初めて波のない場所でのライディング。

インサイドからフラットなのでフォイル分の深さからスタート。


明らかにオーバーパワーでしたが最初はこれくらいパワーが入ったほうがウィングに寄っかかることができるので良いのかもしれませんね。
一度パワーの入り方が分かると楽にスタンドアップしスタートポジションを取れるようになりリフトする準備までできるようになるまで時間はかかりませんでした。




一度フォイリングしてしまえばあとは彼の本来持っているフォイルスキルが発揮され、ウィングは補助的なものに変わる感覚がこの日わかったよう。

既にフォイルサーフィンができるサーファーにとっては波に乗って気持ちよくフォイリングしている感覚が永遠と体験することができるのがまたたまらないんですよね。

Ride on Malcom!!!!

やばい、気持ち良すぎます…..とあまりにもストークしすぎて顔が緩んでしまっているマルコム。
サーフフォイルで気持ちいい感覚がずっと続くと語っていたマルコム、これでうねりに乗れたらさらに気持ちよくなっちゃうね。

そして、この日内房セッションをオーガナイズしてくれたSudoさん。
もう既に安定したライディング。
初めて1ヶ月。

1ヶ月前のウィングレッスン。
Sudoさんの場合はウィンドサーフィンのベースがあったのでウィング操作はあっという間にマスターしていました。
後半はジェットで牽引してのフォイル練習で初めてのフォイリングを経験。

Sudoさん初めてのウィング&フォイル体験は過去のblogから→ TED SURF BLOG 2020.06.21
ちょうど南風が強い日が続いていたのでフラットな河口でひたすら練習できたのも大きく数回やると波のなかった九十九里でもライディングできるようになっていました。

Sudoさんの場合は並外れたウィンドサーフィンの基礎スキルがフォイリングスキルをうわまっているのでウィングトリムでたらない差を完全に埋めている。

と、いってもジェットでの牽引練習だったら足腰がパンパンになってしまう距離でもウィングなら長時間やっていられるし、長い間飛び続けることができるのでやればやるほどフォリングが上手になるSudoさん。
風をオフして走れるまでに。


ウィングとウィンド、ウィンドは風が強く波がある時、ウィングはそうでない時と自分でやるときを決めて練習するSudoさん。
でもこの調子でやっていくと多分爆風、波なしの時もウィングやってそうな感じですね笑


この日の動画。

ウィングフォイル、風を知る必要があるのか?フォイルをマスターする必要があるのか? と良く聞かれることがあるのですがどちらも必要ないと思います。
もしウィングフォイルをマスターしたいのならコンディションに合わせて片方のスキルを上げていくことが上達への近道のような気がします。
風がなければジェットでの牽引でフォイリングスキルを身につけたり、サーフフォイル、SUPフォイルでフォイリングのスキル上げていく。 フォイルで波に波に乗る高いスキルを身につければ身につけるほど、ウィングの楽しさを知ることができます。
風が吹いたらウィングを広げてウィングに風を受け、それを効率的にフォイルに伝える練習をする。
まだフォイルをつけて練習する自信がなければ最初のうちは幅が広く、長い、浮力あるSUPボードで練習をすれば風がさほど強くなくてもウィングに風を受け走る技術を身につけることができると思います。

ウィングフォイルのいいところは、コンディションが揃わなくてもどちらかのスキルを高くしていきウィング向きのコンディションになった時にそれを融合させて上達することができることだと思います。

どちらの練習も夢中になれるほど楽しく、既にフォイルサーフィンができるサーファーであればみんなスタートした方がいいと断言できるエクスタシースポーツ。
TED SURFメンバーさんで既にフォイルにはまっているみなさん…..ウィングタイムですよ笑

一からウィングやってみたいという方もみなさんに合わせたスタイルでレッスンをいたしますのでなんなりとお問い合わせください。

TED SURF 
Tel. 0475-77-5255 
mail@tedsurf.com

You May Also Like

More From Author