太東-白里SUP down wind / FCS SUP Kalama fin

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2016.05.11
朝FCSのウェアハウスに入荷した  Kalama finをピックアップ。
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ダウンウィンドにどうかな…と思ってオーダーしてみました。
隣のKaiのスプリントフィンと比べてもでかいのわかりますね、フルカーボンでチップは柔らかくものすごく軽いです。
ダウンウィンドマスターのKalamaさんのフィンなので使う前からニヤニヤ。

FCS Kalama SUP fin ¥16,740
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こちらはサーフSUP用のセンターフィン、FCSIIでスクリューいらずでパチンと入れるだけなのでとても便利です。
FCS II Performer  ¥10,800
ビーチは….

外房エリアは朝から強い南西の風が吹いていました。
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太東はクロスオフ、一宮はサイドオフショア、そして白里はサイドショア…..
しかも白里はほとんど波がない状態。
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イカレパイロット、イカレ八百屋、イカレオーナー笑
太東はからダウンウィンドしてもいつも白里では波があり戻ってくるときリスクが出てきますが風が強くて波がないコンディションはなかなかないのでちょうどカイトサーフィン狙いできていたDaveさん、そして1R波乗りを終えた村岡さんを誘って太東からのダウンウィンドをスタート。

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太東マスターのKennyさんと

Kennyさんにも暖かい言葉をかけていただきその言葉と南西の爆風に押されて白里へ向けて出発。
太東から東浪見間は波の穏やかで風が強いので体がセイルになってぐんぐん進む感じ、東浪見から先は今度は風波、うねり、そして風と3方向からの違う種類のうねりをうまく乗り継ぎ進んでいく感じ、なおかつヘッドランドや構造物も多いので陸からのバックウオッシュもあるのでかなりトリッキーですがだんだん慣れてくるとそのバックウオッシュもうまく加速につなげいけるのがまた楽しい。

途中からサイドオフの風が強くなりNaish Oneで挑戦していたDaveさんは軌道修正が困難んなったのかニーパドルで漕ぎ続けているので一宮を通り過ぎたくらいで一度引き返してみると二人ともまるで問題なし。
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ダウンウィンド初挑戦の村岡さん、難しいジャベリンでこの海面をこぎ続けていたのはさすがです。
そしてDaveさんの途中からガッチリ風をつかみ奇声をあげながらうねりに乗り続けている…..このあたりの感覚がやっぱり日本人と違っていてエキストリームになればなるほど本領を発揮する。
スキルではなくパッション、この人と一緒に波乗り、カイトサーフをしていると本当に僕たち日本人が学ぶべきことが多いです。
このダウンウィンドはただただロングディスタンスを漕ぐのではなく波乗りの連続のような感じでいいうねり、グライドし続けることができるいいうねりをうまく乗れるかでストーク感が違ってくる。
なので目標はしっかり定めつつ風、うねりをうまく捉えながらパドルしていくので決して真直ではなく最短を目指しつつもその中で一番スピードの出るコースを探しながら走るのが自分なりに楽しい。
SUPでの基礎的なパドル力、パドルワーク、ボードコントロール、波に乗るためのすべての要素を身近なフィールドで反復練習できる最高のトレーニングということに気づいてから僕自身すごくハマったわけですがこの二人もこの一回のセッションで僕が思っていたことを理解したようで完全に魅了された感じですね。

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途中、一松でウィンドしていたChizuちゃんと遭遇。
ここから先は風向きとうねりの向きがバッチリでうねりを乗り継いでかなりの距離をグライドできました、膝腰の波で波乗りするより100倍ストークできる….。
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風も強く、かなりグライドしていたのですが途中みんなの様子を見たりしていたので思ったよりタイムは伸びませんでしたがその分学ぶことも多く次回のセッションでその経験が役に立ちそうです。
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僕から遅れて20分くらいでDaveさん到着。
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ビーチは15mオーバーの強風が吹き荒れる中みんな奇声をあげてストーク。
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途中かなり苦戦していた様子の村岡さんも無事にゴール。
ただただ長い距離を漕いできただけだけどこうしてお互いを認め合うことができるのが素晴らしい。
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the team….
ミッション無事に終了。
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ただただ最高のセッションでした。

でもこのダウンウィンド誰でもできるわけでなくスキルがあり海に精通しているSUPサーファーでないと重大な事故を引き起こす可能性もあります。
適切な情報、地形、風向き、場所場所でのうねりの向きなどがわかっている状態でないとこの広い海岸線なので一度コースを外れてアウトサイドに出てしまったら発見が困難になってしまいます。
だからといってやるたびにショップに連絡をいただいてもまだまだ僕自身も手探りの状態なのでyes  / noを判断できかねます。

基本太東もまだSUPは禁止な状態で、その中からエントリーしてスタートするのも周りの状況、サーファーとのネットワークがあって初めてできること。
その点を十分理解し、何があっても自分でサバイブできる自信があれば僕は誰がやってもいいと思っています。

僕はセッションに入る前に必ず地元のライフガードに連絡をしどこからどこまで、人数を伝え、ゴールをしたらまた必ず連絡をするようにしています。

危険性ばかりを伝えてもスポーツの発展はありませんが無謀な行為でこのスポーツをダメにしたくない僕の気持ちを理解していただければ幸いです。

何はともあれ最高のSUPダウンウィンドセッションでした。

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